撮影や編集の作業によって、見慣れている風景にユーモラスな行為が現れる映像作品を発表している。高度な技術は使わず、まるで体になじんだ道具を使うようにして映像の時間と空間を自在にあつかう。地域住民に親しまれている野毛山動物園の「しろくまの家」でも、かつて人気者だったしろくまの模型を使って、実際にはありえないような不思議な光景をつくりだしている。モニターやプロジェクターといった映像機器を、普段眼にする物などと組み合わせて展示することで、作品が日常の延長のように感じられる効果を作り出す。
Photo:KiokuKeizo










