ルワンダ紛争とそれに対する国際社会の無関心に警告を鳴らす作品を発表するなど、ジャーは、これまで一貫して世界中に氾濫するマス・メディアの映像に眼差しを向けてきた。彼は、一枚の画像が持つ限られた情報の向こう側にある現実の出来事を提示し、映像が社会のなかでどのような役割を果たしているかを伝える。《静寂の音》は、ジャーの代表作とも言われ、ピュリツァー賞を獲得したある有名な写真をめぐるジャーナリズムの倫理性と、それをめぐる資本の問題を鋭く見る者に突きつける。
THE SOUND OF SILENCE
2006
Installation view: Musee Cantonal des Beaux Arts, Lausanne
Photo Credit: Alfredo Jaar











