芸術人類学者である中島智を中心としたプロジェクト。芸術と人類学に共通する根源的な創造行為として「ブリコラージュ」と「フラヌール」に焦点を当てる。この二つの領域は無意識性、無目的性、非合理性に貫かれていながらも、それでも「なにか」を生み出してしまう行為と考えられる。つまり、意思や目的、合理性や機能性、記号性や商品性をまったく欠いた行為からもう一度「創造性」を救いだすことがこのプロジェクトの目的である。従って、アーティストのみならず誰しもが本プロジェクトに参加できるのだが、そこでデジタルカメラが重要な道具となっていることは興味深い。写真の発明以降、無意識の創造性と密接に結びついてきた「映像」の伝統がこのプロジェクトには色濃く息づいている。
フラヌールフォトプロジェクト(写真)、担当:中丸友里恵、撮影:杉浦正太 (p1)
ブリコラージュ調査プロジェクト(写真)、担当:中島智、撮影:伊藤貴広 (p2)
フラヌール調査Aプロジェクト(ビデオ)、担当:有吉達宏、撮影:有吉達宏 (p3)
フラヌール調査Bプロジェクト(ビデオ)、担当:茂木薫、撮影:茂木薫 (p4)
<展示映像>
作者の意図をできるだけ省いた「アーカイブ/映像素材群」とそこから選出した「編集映像」を観ることで、両者が影響しあい成立する構造になっています。
「フラヌール/flaneur」…散歩、そぞろ歩き、あるいは〈非目的行動〉のことで、目的意識から無意識にはみだした行動形態のことです。
「ブリコラージュ/bricolage」…日用細工、転用、あるいは〈見立て〉といった普段わたしたちがなにげなく行なっている創作行動のことです。
「フラヌール in ホームビデオ/flaneur in home videos」…視線のフラヌールです。
「編集映像/Works」…それぞれのアーカイブの制作者が集まった素材をもとに映像を編集しました。
「都市のミーム」ブログ
http://sns.yokohama150.jp/community.php?bbs_id=642
<イベント情報>
●11月15日(日) 13:00〜19:00 伊佐治雄悟 : 公開制作「ブリコラージュ」
伊佐治が日用品を用いて制作している作品を展示しつつ、観客が持ち寄った日用品をその場でブリコラージュ作品へと加工していく公開制作。
イベント終了後、作品は撮影記録して壁面展示。ブリコラージュされた日用品は観客に返却する。
※不要となった日用品をイベント当日お持ちよりください。作品にして当日お持ち帰りいただきます。
以下は当日の記録映像です。
■前編
■後編(after talk)
●11月22日(日) 13:00〜18:00 Karin van Dam : スライドショー "Patterns and Structures(Viewpoint Tokyo)"
カリンは今年、一ヶ月間東京でレジデンス滞在をしながら、都市取材を写真で行ってきた。その成果は近いうちに東京で発表される予定だが、それに先立ち、都市を写真取材したなかから私たちのプロジェクト趣旨と関わる素材を発表していただく。これはカリンが選んだコメント付きの写真を彼女の指定する音響に合わせてスライドショーで見せていくもの。(Karin van Dam http://www.karinvandam.com/ )
以下は当日流された映像です。
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■前編「Patterns and structures(Viewpoint Tokyo)」
■後編「Pieces of Land」,「Bumping Tumble」
●11/25日(水)13:00〜 29日(土)19:00 担当 有吉達宏:連続「見立て」!?『ふしぎ生き物アニメーション制作ワークショップ!!』
前の人に描いてもらった「ふしぎ生き物」の絵の上に新しい紙をのせ、透けて見えるカタチから連想する別の「ふしぎ生き物」を描いていきアニメーションにしていきます。














