合格しやすい通信講座の見極め方!

通信講座選びのポイントは?

通信講座で社会保険労務士の学習をする方は、これから説明することを知っているのと知らないのとでは、学習時間に大きな開きが出てきます。

誰でも少ない学習時間で合格できる方が良いに決まっていますし、学習時間が多くなれば挫折する可能性もあります。
ですので、しっかりと読んで下さい。

通信講座専門校の通信を受講すること

一見通信もスクールも同じ学習をすれば良いと思いますが、カリキュラムや教材の質が異なります。
スクールがやっている通信は、スクールの教材やカリキュラムをそのまま通信にもってきているだけなので、通信では学習しにくい欠点があります。

対して、通信講座専門校は、通信向けに作られて非常に学習しやすいのです。しかもスクールのように教室を持っていないので受講料が安くなります。

通信講座専用に撮影してあるDVD講義を用意しているか?

通信講座専門校を受講する時点で、通信講座専用に撮影してある講義になることがほとんどですが、非常に重要なポイントなので、しっかりと理解して下さい。
まず講義で重要なのは、映像で見ながら学習できることです。

何故なら、見るという五感を使う事ができるので、記憶に残りやすく学習のイメージもわきやすくなり、理解するのも早くなります。

また、通信講座専用というのは、映像でみる講義で一番重要なのは迫力と臨場感で、それを出すためには通信専用に撮影するしかありません。
しかし、教室の講義をそのまま撮影したものなら、まるで講義を上から覗いているようで、まったく臨場感がなく、学習効果はかなり落ちてしまいます。

テキストはフルカラーで図表化されているか?

白黒のテキストだと無味乾燥で学習効果が高くありません。
しかし、フルカラーにすると脳に刺激を与え記憶効果が高くなります。

また、文章中心のテキストなら読んでいて疲れて理解するのも大変ですが、図表化されていれば、仕組みがわかりやすいので、学習時間が大幅に削除されます。

質問に対応してくれているか?

学習をしていると疑問に思う事も出てくるので、それに答えているサービスがあればよりスムーズに学習を進めていけます。

まとめ

以上の4点が合格しやすい通信講座のポイントです。
是非参考にして下さい。

社会保険労務士の通信教育比較ランキング

第1位 フォーサイト

フォーサイト

第1位になれたのは、良い通信教育の特徴を全て網羅しているからです。

例えば、一流講師によるハイビジョン撮影した講義、フルカラーのテキスト、E-ラーニングなど他社にはない教材の質の高さがあります。

そして、何より質が高いにも関わらず、受講料の安さがあり、経済的なリスクが少なく学習できるメリットがあります。
広告宣伝をほとんどしないで知名度はそれほどでもありませんが、今後伸びてくる可能性ある通信教育です。

⇒フォーサイトの公式サイトはコチラ

第2位 大原

大原

正直教材の評価はあまり高くなく、学校でするので受講料が高いことがネックとなっています。
しかし、それでも出題範囲を絞ってあり、その的中率が高いのでとても魅力的な学校です。

基本的に通信は通信教育専門校が良いのですが、大原に限って言えば、カリキュラムが魅力的なので、通信でも検討してよいかも知れません。
但し、基本は通学することであると忘れないで下さい。

⇒大原の公式サイトはコチラ

第3位 エル・エー

エル・エー

本格的な通信教育専門校と言うことで、3位にランクインしました。
それほど教材の評価は良くありませんでしたが、それでも通信向けに付くられている講座なので、おすすめの学校の一つです。

後は、相性の問題なので、エル・エーの詳細ページを見て、自分に合っている通信教育なのか内容を確かめて下さい。

⇒エル・エーの公式サイトはコチラ

第4位 LEC

LEC

資格学校としての歴史と実績は他を圧倒しています。

今回は通信教育のランキングなので、順位は下がりましたが、通学するなら数ある資格学校の中でも自信を持っておすすめ出来ます。
内容が充実して、サポートもしっかりとしてくれるので、信頼性も高いと思います。

⇒LECの公式サイトはコチラ

第5位 ユーキャン

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ユーキャン

ユーキャンは人気の通信講座であることには変わりませんが、如何せん講義が付いていないので、どうしても順位が低くなります。
しかし、初めて社会保険労務士の学習をする初級者にはわかりやすくなっており、社会保険労務士の入り口としては非常に魅力的です。

また、有料オプションを利用すれば通学して講義も聞けます。

⇒ユーキャンの公式サイトはコチラ

TAC

TACの特徴

  • 良問揃いの「模試」
  • 自習室が利用可能

確かな研究データと良質な問題

「LEC」同様、資格学校大手として有名なのが「TAC」。
同じく法律系資格スクールの「Wセミナー」からの事業譲渡を受け、近年さらに勢いを増している学校です。

そんな「TAC」といえば、社会保険労務士試験対策の「模試」が受験生の間で広く支持されています。
社会保険労務士独学時代、私も「TAC」の模試は3年間欠かさず受けていましたね!

社会保険労務士合格に必須な問題演習、独学であろうとなかろうと、様々な場で客観的に力を図ることはとても大切です。
受験生の間では、「TAC」の模試は「奇問・難問が少ない」「本試験において類似問題の出題実績が高い」といった理由から特に受験しておくべきテストとして位置づけられています。

また、通信教育の受講生も「自習室の利用が可能」である点は、かなり魅力的ですね。
社会保険労務士独学時代から、学習の場の確保という問題は切実な悩みでした。

通信教育をスタートした今でさえ、「やはり自宅では落ち着かない」、「出先ではどうしても気が散る」「図書館は混んでいる」など色々とあるわけですが、「TAC」ならそんなお悩みはすっきり解消してしまいます。
少なくとも環境面においては、ストレスフリーであるというわけです。

テキストは通学と平行するのがおすすめ

さて、肝心な教材についてですが、「LEC」同様やはり通学メインの感じは否めません。
通信教育も開講しているのですが、ホームページを見る限りはあまり力を入れていないのは明らかですね。

社会保険労務士独学時代に知り合った受験仲間にも「TAC」の通信受講生はいましたが、「テキストが単調だった」「DVDの映像がイマイチだった」などとこぼしていましたね。
それでも、「自習室利用」という大きな魅力があるので、それなりに納得できるようではありましたが。

社会保険労務士試験の独学に断念し、今は通信教育で学んでいる私ですが(「TAC」ではありません)、今年度もここの模試だけは受験しようかなと思っています!

書店で購入できる、お薦めの社労士基本テキスト

市販の教材はこう揃える

このページでは、社会保険労務士の勉強を独学でされる方へ向け、一通り必要な教材について解説します。
最初から少し中傷めいてしまいますが、市販のテキストで良質と評価されているものは、どうしてもページ数がかさむ傾向、厚くなる傾向にあります。

理由は単純で、その方が情報力も多く、つまり安心感があって「読者に購入されやすい」からです。試験対策本の出版社にすれば、テキストの出版は、受験生への貢献であると同時に商売です。

「情報量の多いテキスト=充実したテキスト」、との読者心理に沿って、売れやすいテキストを製作している背景があるのは、これはビジネスとして致し方のないところと言えるでしょう。

それでも独学に適した良質なテキストはあります。管理人の独断にはなりますが、以下にお薦めの基本テキストを紹介します。

お薦め第1位 『うかるぞ社労士入門編』(週刊住宅新聞社 4,095円)

本文に初級・中級の内容を豊富な図表でわかりやすく解説しています。本文の横に過去問や、行政解釈、重要ポイント等を掲載しているので、複雑な制度も理解しやすいですし、基礎→応用のトレーニングも容易です。用語の暗記に、語呂合わせなどの工夫が一杯されている点も好感が持てます。

お薦め第2位 『出る順社労士 必修基本書』(東京リーガルマインド LEC総合研究所 3,150円)

初めて社会保険労務士の勉強をする方から、再受験生の方まで、すべての社労士受験生のための定番基本テキスト。
タイトルの通り、本試験での頻出順に編集されている点がポイントです。

前ページで、社労士試験の6割以上は過去問のアレンジとお話ししましたが、社労士の試験の傾向をとらまえ編集されているのがこの一冊です。大手予備校が出版元ということもあり、信頼を寄せていい一冊です。

管理人としては上記2冊のどちらかがお薦めです。お薦めの市販テキストについては、他のブロガーもおそらく同じ意見ではないでしょうか。当然ですが、良いものについてのアドバイスは、同じところにたどりついてしまうのです。

揃えておきた教材の種類は?

さて順序が逆になりましたが、独学される方に揃えていただきたい一通りの教材は、

  • 基本テキスト
  • 過去問題集
  • 予想問題集

の3つです。この3冊は絶対です。
そして過去問題集は、基本テキストと同じ出版社のものを買い揃えるようにしてください。

学習では基本テキスト←→過去問の間を、何度も往復することになります。
同じ出版社の教材ですと、編集方針も同一路線で成されているので往復しやすいのがその理由です。

上記3冊のほかに、できれば補助教材として法令集を準備していただけるとベターです。
法令集は、過去問から基本テキストへ戻っても理解できないことがあった時に使う、用語集・辞典のような位置づけです。

決して法令集中心の勉強などしてはいけませんが、「もうひとつ理解が曖昧」という時に、信頼して参照できる一冊です。手元に用意しておくことをお薦めします。

補足として白書対策についても述べます。白書対策の参考書もあるにはありますが、そこまで手を広げる必要はないと思います。
というか、そこまで手がまわらないだろうというのが正直なところです。

白書ついては模擬試験等受けると、どこの学校でも内容をしぼった資料を提供してくれます。対策はその範囲にとどめておく方が無難です。
それでは、ご健闘をお祈りしています。

社会保険労務士の仕事~3号業務

簡単にいうと、コンサルティング業務のこと

社会保険労務士の3号業務と言うのは、いわゆるコンサルティング業務です。

社会保険労務士は書類作成や手続きだけではなく、人事や労務関係の相談・指導も行ないます。
特に近年では、派遣や非正規雇用のような労働問題や賃金制度に関する相談が多くなっています。
その背景にあるのは不況による影響です。

企業内のコンサルティングを行う

不況になると企業は人件費を抑えたいので、賃金が安いアルバイトや派遣といった非正規雇用の数が増えていきます。

対して労働者のほうは、安定を求めて正規社員になるように企業に求めていきます。
そこで、事業主と労働者側であらゆる問題が起きてしまいます。

また、例え正規社員になったとしても、不況になれば当然賃金が下がり、
ここでも問題が起きてしまいます。

社会保険労務士は、こうした問題を解決するための専門的な知識をもっているので、各企業のコンサルティングを行なっていくのです。

社内制度について考える場面も

もちろん、労働問題以外の仕事も行ないます。
例えば、社員教育です。企業が成長する為には、良い人材を育てなければいけません。

そのために、労働者の能力を最大限発揮できるような賃金制度や教育制度を作っていく必要があります。

具体的には労働者の評価基準や評価に際しての賃金、社員の能力を高めるためにどのような研修をしていくかなどです。
このような大変重要で難しい仕事もあるのです。

経験が問われるが、報酬も高い!

つまり、社会保険労務士は、各企業で働く、 ヒトに関してのあらゆる問題を解決する専門家と言えます。
しかし、この3号業務の仕事は、資格そのものというより、あなた個人の能力が問われる仕事です。

1号や2号業務なら知識だけである程度はこなすことはできますが、3号業務に関しては、経験も必要になります。

やはり、雇う企業側にすれば、コンサルタントに求めるハードルは高いので、難しい仕事でもありますが、その分やりがいもあります。
また、この仕事は報酬も高く、普通の会社員では稼ぐことができない、年収を叩き出す事も可能です。

社会保険労務士の仕事って?

社会保険労務士は”社会保障制度”の先生!

社会保険労務士は一言でいうと『社会保障制度に関する法律のエキスパート』です。
仕事内容は大きく以下の3つに分かれます。

労働社会保険手続きの代行

従業員の採用から退職までの間に必要な、労働社会保険関係の手続や更新などの代行業務。また、給与等の計算、各種助成金の申請なども行います。

年金相談

超高齢化社会に加え、近年の「消えた年金」問題など、国民の間ではかつてないほど、年金対して不安が広がっています。

今までは企業を相手にしていた社会保険労務士ですが、現在は個人から直接、年金相談を受けたり、年金請求代行業務なども増加しています。社会保険労務士は、複雑化する年金のしくみを熟知しているプロとして、どのような種類の年金が、いつからもらえるのか、といった相談やまたその手続きなどをお手伝いします。

人事労務管理のコンサルティング

人材の募集・採用から、退職・解雇に関する相談や、指導、派遣・契約社員やパート従業員などの雇用管理までを行います。
社会保険労務士は、人事労務管理のコンサルタントとして、職場の多様な労働問題に対して、適切なアドバイスや指導をし、よりよい職場環境を作り上げていくのです。

働く人の権利や安全を守る国家資格者

社労士の魅力に惹かれる

私の前職は求人広告の媒体営業です。20代を通じ7年間、いろんな企業の中途採用をサポートしてきました。

求人営業の面白いところは、さまざまな業種や職業の実際を見れることです。
私が7年間でお世話をしてきた業種は、金融・不動産、建築、システムハウス、アパレルほか多種多様。いわゆる業界大手も、中小のお客様もたくさん支援しています。

そんななかでも、なぜか私は、人事・労務などいわゆる総務セクションの求人募集に意識が向かいました。
そこには社会保険労務士の資格をお持ちの方もたくさんいました。

人事部には人事と労務があります。そして労務を担当する部署では社会保険労務士の資格者が、それこそ黒子のように、それでいて社会保障の面からまったくプロとして社員の方々を支えていることを知るようになります。

従業員の権利や安全を守ることができる

そして私は、私自身の将来として社会保険労務士の資格に注目するように。
当初営業希望だった私が、なぜ社労士に注目するようになったかといえば、私が勤めていた広告代理店がかなりの激務を強いられた会社であり、その労働環境にいくらか疑問を持つようになっていたからです。

若い方が仕事を覚え早く成長するためには、多少はムリをしてでもがむしゃらに働く必要があると思います。20代半ばの私は、まさにそんな調子でがんばっていました。
でも自社の社内を見ていて「おやっ?」と感じたことがあります。

まだ40代なのに、燃え尽き症候群的な先輩がいました。30代には、少々鬱ぎみで会社を休みがちな先輩もいます。
その理由は、誰の目にもオーバーワークであると、はっきり映りました。

『職業人としてがんばり自分を成長させることは大事』
『でもその一方で、会社は従業員の権利や安全を守るべきだ!』

使命感とは言いませんが、そんな気持ちが私のなかでふつふつと湧いてきます。

この従業員の権利や安全を守るスペシャリストが、社会保険労務士なのです。

当時ちょうど30歳になったばかりの私は、社会保険労務士の試験対策テキストをかばんに入れ持ち歩き、電車の中などで読むようになっていました。

例年10%越!科目免除者の合格率

指定講習を受講することで一部科目が免除に

平均7~8%といわれる社会保険労務士試験の合格率をぐんと上回り、例年10%超の合格を実現する「科目免除制度」
これは、一定の実務経験者が指定講習を受講することによって、希望する教科の試験をパスできるシステムです。

一般の社会保険労務士受験生からしてみれば、「合格率がこんなに上がるなんて、ちょっとずるいのでは?」という印象ですが、本試験では制度として正式に設けられています。
決してフェアとは言えませんが、対象者であれば自身の社会保険労務士合格率を上げるために有効活用したいものですね。

全国社会保険労務士会連合会のホームページによると、社会保険労務士試験・試験科目免除指定講習を受講できる対象について下記の通り定められています。

受講資格

労働社会保険法令事務の従事期間が通算して15年以上(又は近い将来その期間に該当するもの)ある次の(1)又は(2)に該当する者。

  1. 社会保険労務士事務所又は社会保険労務士法人事務所の補助者
  2. 健康保険組合・厚生年金基金・労働保険事務組合等の指定団体の役員又は従業者

※1 上記(1)と(2)の従事期間を通算することはできません。
※2 一般企業等における従事期間は、受講資格の要件とはなりません。

講習内容

  • 労働者災害補償保険法・雇用保険法・労働保険徴収法・・・選択により2科目免除
  • 厚生年金保険法・国民年金保険法・・・選択により1科目免除
  • 労働・社会保険一般常識・・・免除

※通信教育6ヶ月間(添削指導)、1科目につき3日間の面接指導(講習)、修了試験

1科目あたりの受講料は45000円。
少々出費ですが、社会保険労務士の合格率を格段にアップさせることができるのですから、安いものかもしれませんね。

この制度を利用した場合の社会保険労務士合格率は、概ね10~15%の間で推移しているようです。

社会保険労務士の勉強時間を、4~5ヶ月くらいの期間で計画! 

4~5ヶ月での学習スケジュールは?

社会保険労務士の受験期間は、できれば半年はフルに使いたいところです。
それより少し少ない場合は、かなり余裕がない状況で終始勉強していかないといけません。

しかし、社会保険労務士の資格を初めて耳にした時期が悪いと、半年より短い時間しか勉強に使えないこともじゅうぶんにありえますね。
このページでは、4~5ヶ月くらいしか勉強時間を取れない方向けの、スケジュールのモデルケースを書くことにしました。

※モデルケースは、名前の通りモデルそのもの。唯一無二の正解なんてものではありません。各々が適宜つくりかえることを前提にして、ここに書いています!

ファーストの時期(インプット集中用の時期)

時間にゆとりがないとはいえ、社会保険労務士のことを何も知らないのですから「三分の一強」はかけたいところですね。
「二分の一近く」をかけてもいいかもしれません(勉強の進み具合を見て、途中で適宜変更してしまっても問題はありませんね)。

テキストと過去問を1周することをまずは優先ですね、もっともテキストを早く読めないときもあるでしょう。
しかし1ヶ所で立ち止まることは絶対にいけません。理解できていなくてもとばして次に行くべきです。

テキストを早く最後まで読んで、また読み直す時間をつくることが大事です(2週目が、セカンドの時期に重なってもかまわないでしょう)。
過去問は、テキストとは違い1周どころか2周以上したいところですね

セカンドの時期(アウトプット集中用の時期)

テキストの読み込みは引き続き続けるべきですが、過去問をやる割合はどうしても増やさないといけません。
両方をうまいこと並行して進めるペースを、試験日までの折り返し地点を迎えるまでにつくることも大事でしょう。

なお、この途中で模試が開催される日が来ても不思議ではないです。忙しくても1回は受けに行きましょう。
単発・激短の講座も、手ごろなものがあれば使っていいでしょう。

サードの時期(試験直前の追い込み用の時期)

残り1ヶ月~1ヶ月半くらいになったら、仕上がりをよくすることを考える必要があります(予定通りに、テキストや過去問が終わっていなくても)。
苦手な範囲をつぶす時間を必ず増やして、試験日までにできる限りの手を尽くしましょう。

社労士試験の難易度〜科目ごとに見る〜

社労士試験の中身、特に試験科目ごとの難易度について、ランキング形式で見ていきたいと思います。
このページで取り上げるのは、社会保険科目(健康保険法、厚生年金保険法、国民年金法)と、一般常識科目(労務管理その他の労働及び社会保険に関する一般常識)です。

難易度1位:労務管理その他の労働及び社会保険に関する一般常識

この科目の難しさは、労働保険科目の労働安全衛生法の難しさと基本的には同じなのですが、学習範囲がさらに広いぶん、「何をどこまで学習すれば良いのかわからない」という感覚は、労働安全衛生法以上と言えます。事実、本試験でも何が出題されるかわからず、多くの足切り犠牲者を生んでいる科目でもあります。

難易度2位:厚生年金保険法

厚生年金保険法は、過去に何度も改正が行われてきました。年金の難しいところは、たとえ改正が行われたとしても、古い制度がなくなるわけではなく、新しい制度とともに併用される点にあります。
つまり、受験生の側からすれば、改正が行われるたびに、覚えるべきことが増えていくわけです。

厚生年金保険法の難易度の高さは、これまでの改正の回数の多さに起因すると言っても過言ではないでしょう。

難易度3位:国民年金法

年金制度はよく「2階建て」と表現されます。国民年金が1階で、厚生年金が2階です。1階、すなわち年金制度の基礎をなす国民年金法は、厚生年金保険法と比べると、内容もわかりやすくなっています。
仮に国民年金法でつまずこうものなら、厚生年金法は到底理解できなくなるので、学習は決して疎かにはできません。

難易度4位:健康保険法

4位ではありますが、健康保険法も決して簡単な科目ではありません。
ただし、先に労働保険の労働者災害補償保険法を学習していれば、そちらの内容と比較しながら覚えることができるので、そのぶん、2つの年金科目と比べれば、学習の難易度は低いと言えるでしょう。< ちなみに、社会保険科目と一般常識科目、そして前のページで見た労働保険科目の難易度を比較すると、難しい順に「一般常識科目>社会保険科目>労働保険科目」となります。
もちろん、人によって感じ方は違うと思いますが、今後の学習計画の参考にしてもらえれば幸いです。

独占業務が明確な「社会保険労務士」に軍配!

社労士とFP、どちらがおすすめ?

社会保険労務士とのダブルライセンスとして多いのが、FP(ファイナンシャルプランナー)
こちらも社会保険労務士同様、独立して高収入が狙える資格として知られていますが、これからいずれかの資格取得を目指そうという場合にはどちらの方が“稼げる資格”としてオススメなのでしょうか?

結論から申しますと、社会保険労務士とFPとでは断然、社会保険労務士資格の取得を目指すのが得策です。
収入面ではもちろんですが、やはり国家資格と民間資格では一般的な認識として大きな差があると言えるでしょう。

社労士の「独占業務」に注目!

その裏付けとなるものとして挙げられるのは、「独占業務の有無」です。

社会保険労務士の場合、行政官庁に提出する各種書類や就業規則、賃金台帳等の作成業務(「一号業務」といわれます)、さらにこれら作成した書類を事業主に代わって提出、その内容について行政官庁に対して陳述、要望、主張を行う業務(「二号業務」といわれます)といった2業務が独占業務として認められています。

つまり、「社会保険労務士だけが携わることの出来る仕事がある」ということです。

一方で、FPの場合にはこうした独占業務はなく、実務上はあくまでコンサルタントとして相談業務に応じるのみとなっています。

FPとのダブルライセンスも可能

もちろん、社会保険労務士とFPとでは専門とする分野が異なりますから、一概に同じ土俵に並べて考えることは出来ませんが、社会保険労務士とFPとの年収、営業等を見据えれば、「独占業務」が確立されている前者に軍配が上がるものと言わざるを得ません。

よって、これから「実務未経験から独立・開業を目指して資格を取得するぞ」という方で、社会保険労務士とFPとで迷われている方であれば、まずは社会保険労務士の取得を目標に頑張ってみてはいかがでしょうか?

また、冒頭で触れたとおり、社会保険労務士とFPとでは両方を活かして独立、高年収を誇る方もたくさんいらっしゃいます。相性の良い資格同士であることは間違いないので、「どちらかで」というよりも「ゆくゆくは両方で」と計画されるのも良いかもしれません。

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